貯めたANAマイルで、ANA、エア・インディア(Air India)、タイ国際航空(Thai Airways)のビジネスクラスの特典航空券を利用して、アラブ首長国連邦(United Arab Emirates, UAE)のアブダビとドバイ旅行に行けました。実際に使ったマイル・代金を公開します。
写真は、アブダビにある世界最大級のモスク、シェイク・ザイード・グランド・モスク(Sheikh Zayed Grand Mosque)です。
ANAマイルの節約戦略をオススメする理由
ドバイは、ブラッド・バード監督、トム・クルーズ主演の映画『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(Mission: Impossible – Ghost Protocol)』(2011年)の舞台の1つです。トム・クルーズが、ドバイにある世界一高い超高層ビル、ブルジュ・ハリファ(Burj Khalifa)をよじ登るシーンが印象的です。
その映画に出てくるインド人の豪邸のモデルになったのも、ドバイのジュメイラ・ザビール・サライ(Jumeirah Zabeel Saray)という高級ホテルのエントランスです。パーム・ジュメイラ(Palm Jumeirah)というヤシの木をかたどった人工島にあります。このホテルには、『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』の撮影で使われたアタッシュケースも展示されていました。ハードアクションのため、結構傷が入っていました。
旅程
東京(成田) →ムンバイ ANA NH829 11:15発18:25着 ムンバイ→アブダビ エア・インディア AI945 22:30発00:35着(翌日) アブダビ→ドバイ 陸路(タクシー)で移動(約7,000円) ドバイ(DXB)→バンコク(BKK) タイ国際航空 TG518 21:40発06:50着(翌日) バンコク(BKK)→東京(羽田) ANA NH878 15:15発23:00着 搭乗した飛行機は、すべて特典航空券でビジネスクラス。 |
アブダビ・ドバイにはANAの直行便がありません。そこで、今回はANAのマイルを使って、スターアライアンス (Star Alliance)のエア・インディアとタイ国際航空も利用しました。
エア・インディアとタイ国際航空は、ANAの国際線特典航空券と比べると予約が取りやすく、狙い目です。
東京(成田) →ムンバイのANAは、ボーイング787です。座席がフルフラットシートなので、快適に横になることができます。スリッパも用意されています。
食事は、和食か洋食を選択できました。和食は、懐石料理店「銀座 百楽」とのコラボメニューでした。写真は、和食のメイン、キンキ味噌幽庵焼き 牛タンデミグラス煮込みのふんわり玉子のせです。
デザートは、ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERMÉ PARIS)の ブラッドオレンジとマンゴーのムースです。
一風堂ラーメン コク極まる味噌「大地」も、1回目の食事終了後、好きなときに食べられます。
成田→ムンバイ→アブダビという経路はレアなのか、他にこの乗換をした人は同じ便にはいないようでした。
エア・インディアの機内食はカレーです。スパイスが効いています。
タイ国際航空のエアバスのビジネスクラスには、写真のように隣り合わせになっているシートもありました。家族旅行には最適ですね。歯ブラシ・マウスウォッシュなどのアメニティは、イタリアのブランド、マンダリナ・ダック(Mandarina Duck)のポーチに入っていました。
帰りのバンコク→東京のANAもボーイング787です。
使ったマイル・料金
実際にかかったのは、110,000マイルと41,720円(税金など)です。
とてもざっくりと言うと、1マイル=約6.5円以上の価値があったという計算になります。
厳密には条件によるので、本稿執筆時の、あくまでも参考価格です。 ANAのサイトでは、同じルートの値段が出てこないので、スターアライアンスのビジネスクラスで行くアブダビ、ドバイで計算してみます。割引価格でも料金は72万円以上します。税金は度外視すると、1マイルの価値は以下のように計算できます。 720,000円÷110,000マイル≓6.545 |
ANAマイルを貯めて、お得な特典航空券旅行を楽しみましょう!