ANAワイドゴールドカードの節約戦略をオススメする理由

update 4/1/2019
ANAワイドゴールドカードの節約戦略をオススメする理由

私はANAマイルを貯めてお得に節約しています。ANAマイルを貯める定石・定番としてANAワイドゴールドカード(ANA Wide Gold Card)の利用をオススメします。

ANAマイルの節約戦略をオススメする理由

ANAのクレジットカードには多くの種類がありますが、私がとくにオススメするのは、ANAワイドゴールドカード(三井住友カードと提携しているVISAかMastercard)です。

なぜならば、他のカードと比べて、1. マイル還元率が高いのに、2. 年会費の割引額も大きいからです。つまり、総合的に見たときに、コストパフォーマンスがよいのです。

第1に、マイル還元率です。ANAカードを普通に使うだけで、利用額のマイル1%相当のクレジットカードのポイントが貯まります。一般カードだと、クレジットカードのポイントからANAマイルに交換するときに手数料がかかりますが、ゴールドカードなら移行手数料が無料です。さらに、利用額が多かったり、リボ払い(マイ・ペイすリボ)を使ったりすると、ボーナスがついて、最大約1.648%のマイルを貯めることが可能になります。

クレジットカードでの買い物でマイルが貯まるというのは強力です。たとえば、新幹線のチケットを買っても直接ANAマイルは貯まりません。ですが、ANAワイドゴールドカードで購入すれば、新幹線代の最大約1.648%のANAマイルを獲得できるのです。

最大のマイル獲得率を実現するには、少し手間がかかります。

まず、ANAワイドゴールドカードを利用すると、三井住友カードのワールドプレゼントポイントが、ANAマイルで1%分貯まります。さらに、使えば使うほど、ボーナスポイントが貯まります。年間300万円以上利用すると(ボーナスステージがV3)、+0.18%です。しかも、「マイ・ペイすリボ」を利用すると、リボ払い手数料が1円でも発生すれば、+0.3%になります。

ボーナスポイントは、以下の通りポイントを交換していくと、ポイントの価値が上がっていきます。すべて合わせると、最大で約1.648%のマイル獲得率を実現できます(この例では端数をとりあえず無視しています)。

ANAカード(VISAかMastercard)のボーナスポイント 1,000ポイント⇒Gポイント 5,000ポイント⇒LINEポイント 4,700ポイント⇒東京メトロ 4,050ポイント⇒ANA 3,600マイル
ポイント移行の節約戦略をオススメする理由(ANAマイルにまとめる)
ANAカード⇒Gポイント⇒LINEポイント⇒東京メトロ⇒ANAマイル

第2に、年会費です。通常のANAワイドゴールドカード(VISAかMastercard)の年会費は、14,000円+税です。家族会員は、4,000円+税です。それが、条件を満たすと、9,500円+税になります。約30%オフです。家族会員は、2,500円+税になります。具体的には、「カードご利用代金WEB明細書サービスのご利用」+「マイ・ペイすリボをお申し込み+ご利用」で、年会費が割引になります。

入会時ボーナスマイルとして2,000マイル、毎年のカード継続時に2,000マイルのボーナスマイルももらえます(一般カードだと継続ボーナスマイルはもらえません)。さらに、ANAワイドゴールドカードを保有してANAの飛行機に乗ると、25%分の搭乗ボーナスマイルがもらえます。

ANA一般カードの年会費は2,000円+税(条件を満たせば1,025円+税)で、年会費だけを比べるとこちらの方が安いです。

ただし、利用額の1%のマイルを貯めるには、別途、移行手数料(年度/税込) 6,480円を払う必要があります。さらに、入会時ボーナスマイル・カード継続ボーナスマイルは、1,000 マイル、搭乗ボーナスマイルは10%と、ゴールドカードより少なくなります。保険のグレードなどもゴールドカードに劣ります。

年会費以外の点を考慮に入れると、ANAマイルを貯めて節約する方には、ゴールドカードをオススメします。

ちなみに、VISAとMastercardはどっちがよいでしょうか? 私はMastercardを使っています。なぜなら、(実体験およびネット上のレビューによると)Mastercardの方がVISAよりも、海外で使ったときのレートがよいからです(=より安く支払いができる)。ただ、その額は微々たるものですし、場合にもよるので、最後は好みの問題だと思います。

ANAカードを使うと、ボーナスマイルがもらえる店舗も全国にあります(レジにシールが貼ってあるところが多いですね)。さらに、他にもさまざまな特典ががあります。

たとえば、
空港内免税店での割引 (5~10%OFF)
高島屋SHILLA&ANAでの割引 (5~10%OFF)
国内線・国際線の機内販売割引 (10%OFF)
空港内店舗「ANA FESTA」での割引
成田空港でのパーキング割引
「ANAショッピング A-style」での割引 (5%OFF)
ANAスカイホリデー・ANAハローツアー・ANAワンダーアース割引販売 (5%OFF)
ANAビジネスソリューション公開講座 受講料割引(15%OFF)

私が重宝しているのは、「ココイコ!」という実店舗のポイントアップサイトです。このサイトでエントリーするだけで、百貨店やショッピングモール、アウトレットなど、ネットショップではなく、リアルの実店舗での買い物で獲得できるポイントがアップするのです(ポイントアップの代わりにキャッシュバックも選べます)。

たとえば、以下のような店舗が対象です(ごく一部です)。

百貨店
小田急百貨店
京王百貨店
京急百貨店
ジェイアール名古屋タカシマヤ/タカシマヤ ゲートタワーモール
タカシマヤ
大丸
天満屋
東急百貨店
福屋
藤井大丸
松坂屋

ショッピングモール
柏高島屋ステーションモール S館・新館 専門店
渋谷ヒカリエ ShinQs
タカシマヤ タイムズスクエア レストランズパーク
立川高島屋S.C. 専門店
玉川高島屋S・C 専門店
東急プラザ銀座
流山おおたかの森S・C
なんばダイニングメゾン
日本橋高島屋S.C. 専門店
博多リバレインモールbyTAKASHIMAYA
FUKUOKA DUTY FREE TENJIN
三井アウトレットパーク
モザイクモール港北
柳小路
ユニバーサル・シティウォーク大阪TM

家電
ソフマップ
ビックカメラ

他にも、スーパー・食料品、ドラッグストア・美容、飲食店などなど。

他にも、ETCカード、ANA銀聯カードも発行できます。ETCカードは、年に1回以上の利用で年会費無料です。さらに、おサイフケータイのiDや「ポイントUPモール」というポイントアップサイトも利用できます。情報誌(Mastercardブランドは「MY LOUNGE」、VISAは「VISA」という雑誌)も無料で届きます。

私も実際にANA Mastercardワイドゴールドカードをメインカードとして使っていました。SFCの資格を取ってからは、ANAワイドゴールドカードのSFC版(ANA SFC Mastercardゴールドカード)に切り替えて、メインカードにしています。
ANA SFC会員特典の節約戦略をオススメする理由

このクレジットカードのデメリットは、交通系IC・電子マネーのチャージでポイントが貯まらないことです。なので、Suica、PASMO、nimocaと提携したANAカードや、JQ CARD エポスゴールドをサブカードにして、チャージでマイルを獲得しています。
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ANAワイドゴールドカードは広くオススメできるクレジットカードですので、クレジットカード選びに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。