楽天(4755)の株主優待が「定時株主総会招集ご通知」とともに届きました。2018年12月につなぎ売り(クロス取引)をして、株主優待の権利を取得していました。株主優待の内容と、実際にいくらかかったのかを公開します。
株主優待の節約戦略をオススメする理由(つなぎ売り・クロス取引)
到着した株主優待
楽天は、言わずと知れたインターネットサービスのIT企業です。2019年3月9日に株主優待専用サイトの案内とID・パスワードが到着しました。権利日(12月)に100株以上の保有で、下記のものがもらえます。私は、株価734円(株式現物買時点)で100株取得していました。
- 楽天市場 クーポン(100株の保有でもらえるのは、100円×5枚=総額500円相当。楽天市場と楽天ブックスで、1注文税込1,000円以上の買物が対象)
- 楽天トラベル 国内宿泊クーポン(総額2,000円相当。2名以上の旅行で使える2,000円クーポン1枚、または1名以上の旅行で使える1,000円クーポン1枚)
- 楽天Kobo 対象期間中の電子書籍コンテンツ購入に対し、ポイント3倍
- 株主限定楽天イーグルスグッズを抽選でプレゼント(主力3選手の直筆サイン入り色紙が1名に。主力選手の直筆サイン入りボールが3名に。主力選手の直筆サイン入りキャップが2名に)
- 楽天イーグルス主催公式戦観戦チケットを優待価格でご提供
- 株主様限定ヴィッセル神戸グッズを抽選でプレゼント(主力選手の直筆サイン入りユニフォームが6名に)
- ヴィッセル神戸主催公式戦観戦チケットを優待価格で提供
- 楽天証券にて楽天の株式を保有している株主様限定 楽天証券における楽天の株式購入手数料30%ポイント還元
一見、盛りだくさんの株主優待ですが、楽天市場・トラベルのクーポンの使い勝手はあまり良くありません。というのも、申し込みをしてすぐに使えるわけではなく、クーポンの有効期限は2か月半に設定されています。
たとえば、3月8日(金)~3月31日(日)に申し込むと、4月15日(月)にクーポンが発行され、6月30日(日)が利用期限になります。
楽天トラベルは、たとえば、3月8日(金)~3月31日(月)に申し込むと、4月15日(月)にクーポンが発行され、 6月30日(日)が利用(予約)期限となります。
やや複雑ですね。私の場合、実質的に使えるのは、楽天市場のクーポン100円×5枚=500円相当ぐらいです。
かかったコストと得た利益
今回の株主優待は、松井証券にて32円の費用で取得しました。この値段で取得できたのは、松井証券のキャンペーンを利用したからです。松井証券では、新たに信用取引口座を開設してから6か月後の月末まで、1日の株式約定代金合計が30万円まで手数料が無料になるのです。それ以降も、1日の約定代金合計金額が10万円までなら、手数料が無料になります。ですから、少額の株主優待を狙う場合は、松井証券がオススメです。というわけで、500円(株主優待概算額)-32円(貸株料等)=468円の利益が出た計算になります。
松井証券のキャンペーンがあれば、まあまあでしょうか。来年どうするか検討します。
つなぎ売り・クロス取引は、慣れれば簡単なテクニックです。株主優待を取得して、ぜひお得に節約してみてください。